巨木の森へ 原生林を歩く ゴスワラコース

基本情報

ゴスワラコースの出発地点は岩魚見小屋。シラビソコースの中間地点近くにあたる場所で、案内センターからは車で約45分も移動した深い山の中です。

このコースの大部分は約9000年前の乗鞍岳最後の大規模な火山活動の際に権現池の火口から流れた溶岩流が埋めた大地の上に広がる森を通ります。シラビソコースがある同じ谷をより乗鞍岳に近づいた場所になるのですが受ける印象はより荒々しく、連なる溶岩の岩塊は巨大で高さ10mを超えるような巨岩がそこかしこに見られます。 標高は岩魚見小屋の1620mから最高地点は1920m。高低差約300mを前半は登り、後半は下って谷を大きく周回して出発地点の岩魚見小屋に戻る約6.4㎞のコースです。標高の低いエリアはかつての伐採後に成立したシラビソの二次林が中心ですが、標高の高い最奥のエリアは明らかに森の様相が異なる原生林が広がっています。 この距離は一日コースの中では一番短く、実際に歩く時間もやや短いのですが自然環境の厳しさもあって登山道は他のコースと比べて歩きにくい箇所も目立ちます。五色ヶ原の中では最も難路と言ってよく特に終盤の急な下り道には注意が必要です。

コースの見どころ

人里から遥かに離れた標高1900mほどの場所に平坦な土地が広がっています。沢が何本も流れ、一部には高層湿原も見られるこの土地はかつての林道跡からも遠く人為的な影響が見られない本当の原生林と呼べる森です。原生林とは、ただ巨木があることが条件ではありません。木々が寿命の限界まで生きて、枯れ、倒れ、その倒木の上を苔が覆い、木が腐り、その上に新しい木が育ち、その木がまた寿命を迎える。それが何世代にも渡って繰り返されている。そのすべての過程がつぶさに観察できる森。本来、日本中の森がそうであったはずの姿を想像させてくれる貴重な森の中を歩くことができるのがこのコースの最大の魅力です。

季節ごとのおすすめ

春
標高の高いこのコースでは五色ヶ原がオープンする5/20の時点ではまだ雪が深く歩くことができない年が多いです。6月の雪解けを待ってコース開きを迎えると、歩くにつれて標高が上がるほどに春の花が咲き、新緑が芽吹き、季節を逆に戻るような奇妙な感覚が楽しめます。
夏
下界が猛暑にうだる真夏でも標高1900mを超える原生林の中は暑さ知らず!大木と苔の森の中で心を解きほぐせば煩わしい思いも消えてしまうかも?
秋
コースのほとんどが亜高山性の針葉樹に覆われているため派手な紅葉は望めませんが、亜高木層のオガラバナやネコシデ、オオバスノキなどの低木、足元の草本類の色づきに秋の深まりを感じつつ歩く原生林の森も趣があります。

料金・ツアー条件

重要事項のご案内

ツアー条件 最少催行人数:2名
1パーティー10名までを一人のガイドがご案内します。
基本は他の方との混成パーティーとなりますが、ご希望でグループでの貸し切りも承ります。
その場合でも10名を超えるとパーティーが2つに分かれガイドが2名になります。
参加可能年齢 小学校4年生以上からご参加いただけます。ただし、中学生以下は保護者の同伴、高校生以下は保護者の許可が必要です。
高齢者の年齢制限は特にございませんが、一日登山道を歩ける体力が必要です。
料金 基本料金:お一人様9,000円/高校生以下5,400円
(基本料金に含まれるもの ツアー参加料金・保険料・消費税)
グループでの貸切 6名以上 1名あたりの割増料金0円
5名 1名あたりの割増料金900円
4名 1名あたりの割増料金1,200円
3名 1名あたりの割増料金3,400円
2名 1名あたりの割増料金6,000円
お弁当 昼食用のお弁当が一食900円(税込)でご用意できます。ツアーお申込みの際にご予約下さい
キャンセルポリシー お客様のご都合によるキャンセルについては以下のキャンセル料金を頂いております。
予約前日 0% ※17:00以降は当日キャンセル扱いとなります
予約当日 50%
連絡なしでの不参加 100%

 

なお悪天候などの理由で弊社が危険と判断しツアーを取りやめた場合、お客様からのキャンセル料金は頂きません。またその場合、すでにお客様が支払われた交通費、宿泊代などの保証は致しかねます。

お弁当のキャンセル 予約時にお弁当を注文されている場合、目安としてツアー参加の前々日までがキャンセル可能です。前日になりますと料金が発生してしまう可能性がありますのでご注意ください。
なお料金が発生している場合はキャンセルが前日であっても100%の料金を申し受けます。

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このツアーの行程

お手洗い 標準通過時刻 休憩時間 ポイント 内容
トイレあり 7:00   案内センター集合 7:00までに集合してください。
駐車場は建物裏にあります。

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  7:15   案内センター出発 受付を済ませたらスタート地点の岩魚見小屋までバスで移動します。

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トイレあり 着8:00
発8:10
10分 岩魚見小屋 温水洗浄便座付きのトイレがあります。簡単なオリエンテーションの後、出発!

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  8:50   名無しの滝 うっすらと白濁した白川の水が豪快に流れ落ちる滝。耳を澄ますと岩が転がるような音がします

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  着9:40
発9:50
10分 森の音楽堂 二つの巨岩に挟まれたシラビソ林の広場。ベンチに座って森の音に耳を澄ませてください。

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  10:00   トウヒ門 直径1mを超える二本のトウヒの門の間を抜けて道は山小屋を目指します。

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トイレあり 着10:45
発11:25
40分 仙人小屋 ここでお昼ご飯!カラマツの林の中に建つぴかぴかの山小屋です。温水洗浄便座付きのトイレが自慢。

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  11:30   乗鞍林道跡 かつて林業が盛んだった時代に切り開かれた乗鞍林道跡は今では苔の宝庫になっています。

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  12:05   原生林 林道終点を過ぎると、未だかつて斧の音を知らない本物の自然のままの森が広がります。

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  着13:00
発13:10
10分 ゴスワラの丘 ごろごろと岩塊が連なる「ゴスワラ」の一面に濃緑の苔が繁茂し緑の壁のような光景です。

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  13:40   耳洗いの滝 この滝に向かう道は岩だらけの斜面を一気に下る難路です。気分は探検家?

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  14:20   魚止の滝 狭い岩の間を折り返しながら流れ落ちる魚止滝はいかにも深山幽谷の佇まいです。

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  14:50   蛇出谷 普段は水のないこの谷の前後は平たんなシラビソ二次林で花の多い快適な散歩道です。

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トイレあり 着15:05
発15:15
10分 岩魚見小屋 お疲れ様でした!ここからバスで集合場所の案内センターまで45分かけて戻ります。

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トイレあり 16:00   案内センター到着・解散 案内センターで解散します。

服装・持ち物

アイテム 必要度 ワンポイント
ザック/ザックカバー 25リットルくらいのサイズ。ザックカバーもあった方がいいです。
岩がちの登山道を登り下りします。ハイカットの軽登山靴でソールの固い物を。
靴下 厚手の物を。
帽子 日よけ、枝や岩に当たることも考慮して帽子は必須です。
雨具 上下セパレートタイプが歩きやすいです。防寒着にもなります。天気予報が晴れでも山では急な雨も多いので必ずお持ち下さい。
傘は歩行中は危険なのでご遠慮頂いてます。
シャツ 夏でも長袖の物を。速乾性の物が良い。
ズボン 伸縮性のあるもの。登山用が良い。ジーンズは不適。
肌着 速乾性の物が良い。綿製は不適。
着替え 山に持ち込まなくても。雨の日、暑い日にはツアー終了後に着替えて下さい。
防寒具 雨具の上着も防寒具になりますが、秋にはもう一枚必要な日もあります。
手袋 予期せぬ怪我や、植物の刺やかぶれの予防に。
健康保険証のコピー  
お弁当 900円で予約販売もしています。ご予約時にお申し込みください。
飲み物 コース終盤まで水場はありません。
行動食/非常食 必ずガイドが同行しますしパトロールも万が一に備えていますので、遭難の可能性はほぼ無いです。行動食・おやつとして。
虫よけスプレーなど 標高が高いので他のコースほど必要ありませんが。念のため。

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