溶岩を登って下って滝巡り カモシカコース

基本情報

カモシカコースの出発地点は標高約1360mの案内センターです。
以前はスキー場のロッジだったセンターの建物の裏はかつてのゲレンデで、現在は牧場として利用されています。放牧されている飛騨牛を眺めつつ、入り口の看板をくぐり五色ヶ原に足を踏み出します。

このコースは乗鞍岳のすそ野を標高約1360mから1620mほどの間で距離約6.7kmを北から南にトラバースする形になっています。コース全体での高低差は約260mほどしかありませんが、面白いのはこのわずかな距離と高低差の間に久手御越滝落差58m、池之俣御輿滝160m、青垂雄滝90m、青垂雌滝75mと大きな滝が集中していることです。
四つの滝はいずれも過去の乗鞍岳火山活動の際に流れ固まった溶岩が谷川に削られた岩壁にかかっていて、それぞれ別の川にある滝なのです。異なる川の似たような標高に滝があるのはかつての溶岩流が同じような標高まで流れ下った名残というわけです。それぞれの滝は姿も水量もそれぞれで、受ける印象も豪快であったり神秘的であったり変化に富んでいます。
カモシカコースは全体的に樹林帯の中を通るあまり見晴らしのきかない登山道なのですが、それだけに滝に出合った瞬間の、空間がいきなり広がり目の前が明るくなって大きな滝の姿が目に飛び込んでくる感動は印象的です。

ご予約はこちら

「-となっている日はホームページからはご予約頂けません」

2024年12月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
       
ガイドの紹介ページリンク

コースの見どころ

それぞれの滝に良さがありますが、中でも青垂雄滝はそそり立つ90mの柱状節理の岸壁に段を作って流れ落ちる優しい水の流れが独特の景観を作っていてコース一番の見どころとなっています。 またこのコースは落葉広葉樹林が多く、林床では草本の種類が豊富で季節ごとの花も楽しみです。

季節ごとのおすすめ

春
谷を埋めるようなニリンソウの群生など春の花をご覧になるにはオープン初日の5/20前後から6月上旬が見ごろです。ヒガラやミソサザイ、オオルリなどにぎやかな小鳥のさえずりは春から夏の初めまで。コースのあちこちで耳を楽しませてくれます。
初夏
短い春が終わ頃にはイチヨウラン、カモメランなどランの花が咲き始めます。梅雨に入るとショウキランやギンリョウソウなどの菌従属栄養植物(腐生植物)が雨の中にひっそりと現れ、7月に入る頃からは人気のオオヤマレンゲが白く大振りな花を次々に咲かせてくれます。
夏
梅雨明けからの盛夏は青空をバックに滝の水しぶきが最高!暑い日も滝の周囲はいつでも天然のクーラーでひんやり爽やかです。
秋
10月に入ると早くも山の木々は色づき始めます。例年ですと10日前後が紅葉のピークです。気温差が大きく日当たりのいい滝周辺では特に色鮮やかな紅葉が見られます。

料金・ツアー条件

重要事項のご案内

ツアー条件最少催行人数:2名  1パーティー8名までを一人のガイドがご案内します。 基本は他の方との混成パーティーとなりますが、ご希望でグループでの貸し切りも承ります。 その場合でも8名を超えるとパーティーが2つに分かれガイドが2名になります。
参加可能年齢小学校4年生以上からご参加いただけます。ただし、中学生以下は保護者の同伴、高校生以下は保護者の許可が必要です。
高齢者の年齢制限は特にございませんが、一日登山道を歩ける体力が必要です。
料金基本料金:お一人様9,000円/高校生以下5,400円
(基本料金に含まれるもの ツアー参加料金・保険料・消費税)
グループでの貸切1グループあたり15,000円の割り増し料金
お弁当昼食用のお弁当が一食1,000円(税込)でご用意できます。ツアーお申込みの際にご予約下さい
キャンセルポリシーお客様のご都合によるキャンセルについては以下のキャンセル料金を頂いております。
予約前日 0% ※15:00以降は当日キャンセル扱いとなります
予約当日 50%
連絡なしでの不参加 100%

なお悪天候などの理由で弊社が危険と判断しツアーを取りやめた場合、お客様からのキャンセル料金は頂きません。またその場合、すでにお客様が支払われた交通費、宿泊代などの保証は致しかねます。
お弁当のキャンセル予約時にお弁当を注文されている場合、目安としてツアー参加の前々日までがキャンセル可能です。前日になりますと料金が発生してしまう可能性がありますのでご注意ください。
なお料金が発生している場合はキャンセルが前日であっても100%の料金を申し受けます。

このツアーの行程

お手洗い標準通過時刻休憩時間ポイント内容
トイレあり7:30案内センター集合7:30までに集合してください。
駐車場は建物裏にあります。

矢印

7:50案内センター出発簡単なオリエンテーションの後、出発!

矢印

着8:40
発8:45
5分黄檗の水場ワサビの群生する清流で一休み

矢印

着9:10
発9:20
10分久手御越滝下最初の滝を遠望する河原で休憩したら、しぶきを浴びる滝の間近まで一気に登ります。

矢印

着10:00
発10:10
10分牛首コース最高地点約1620mで小休止
ここまでの登りが一番の急坂!

矢印

着10:40
発10:50
10分池之俣御輿滝牛首から一気に下って池之俣御輿滝へ
岩肌をヴェールのように流れる優美な滝です。

矢印

通過11:10炭木岩柱状節理の岩壁を間近に観察。

矢印

トイレあり着11:50
発12:30
40分烏帽子小屋ここでお昼ご飯!休憩時間は約40分ほど。温水洗浄便座付きのトイレが自慢です。

矢印

通過12:45沢胡桃沢背の高いサワグルミが純林を作っている光景はまるで大伽藍のような荘厳な雰囲気。

矢印

通過12:55ネズ壁ネズ(クロベの地方名)の木が生える急斜面を下り青垂滝をめざします。

矢印

着13:15
発13:30
15分青垂滝このコースのハイライト。大きすぎて写真に納まらない風景をしっかり胸に刻んでください。

矢印

着14:00
発14:05
5分カンバ尾青垂滝を過ぎると最後のまとまった登りがあります。小休止して息を整えます。

矢印

通過14:35横手前ここで足元の溶岩の年代が切り替わります。森の風景もがらっと変わるのがわかるでしょうか?

矢印

通過14:55林道林道を跨いで出合い小屋を目指します

矢印

通過15:15布引滝展望台シラビソコース最後の名瀑布引滝を見下ろす展望台までくればゴールはすぐそこ!

矢印

トイレあり着15:20
発15:30
出会い小屋お疲れさまでした!ここからバスで出発地点の案内センターまで約30分かけて戻ります

矢印

トイレあり16:00案内センター到着・解散集合場所の案内センターまでバスで戻り解散します。

服装・持ち物

アイテム必要度ワンポイント
ザック/ザックカバー25リットルくらいのサイズ。ザックカバーもあった方がいいです。
岩がちの登山道を登り下りします。ハイカットの軽登山靴でソールの固い物を。
靴下厚手の物を。
帽子日よけ、枝や岩に当たることも考慮して帽子は必須です。
雨具上下セパレートタイプが歩きやすいです。防寒着にもなります。天気予報が晴れでも山では急な雨も多いので必ずお持ち下さい。 傘は歩行中は危険なのでご遠慮頂いてます。
シャツ夏でも長袖の物を。速乾性の物が良い。
ズボン伸縮性のあるもの。登山用が良い。ジーンズは不適。
肌着速乾性の物が良い。綿製は不適。
着替え山に持ち込まなくても。雨の日、暑い日にはツアー終了後に着替えて下さい。
防寒具雨具の上着も防寒具になりますが、秋にはもう一枚必要な日もあります。
手袋予期せぬ怪我や、植物の刺やかぶれの予防に。
健康保険証のコピー
お弁当各一日コース。シラビソショートコースでは途中昼食を取ります。
飲み物水場は数か所ありますが、お腹に自信の無い方は多めにご持参ください。
行動食/非常食必ずガイドが同行しますしパトロールも万が一に備えていますので、遭難の可能性はほぼ無いです。行動食・おやつとして。
虫よけスプレーなどシーズン通して蚊とブヨが発生します。虫よけの薬品や防虫ネットでの対策は快適度を大きく左右します!標高が高いのでヤマビルはいません。

ご予約はこちら

「-となっている日はホームページからはご予約頂けません」

2024年12月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
       
ガイドの紹介ページリンク
トップへ戻る